この記事では、『Schoo(スクー)』と『Udemy(ユーデミー) 』の特徴を比較しながら、「あなたの場合はどちらの方が効率良くスキルアップできるか?」などをご紹介しますね。
最初に結論だけざっくりご紹介しておくと、↓のようになっています。
- コスパがいい(980円/月の定額制)
- 生放送もあって、リアルタイムで質問に答えてもらえる
- 多彩なジャンル
【Schoo(スクー)】
無料会員も有り
- 買い切り型で、購入した動画はずっと観れる
- ジャンル・講座数が膨大(ただし日本語は限られる)
- IT関連は特に充実
これまで、SchooやUdemyを含む多数のサイトで「プログラミング」「動画編集・映像制作」「仕事術」などを学び、実務に活かしています。
その経験を踏まえ、オンライン講座に関する最新情報をご紹介しています。
目次
SchooとUdemyを5つの重要項目で比較!
あとで「思ってたのと違った……」となると、時間とお金のムダです。
事前に
- 学びたい事
- 学びたい事のこれまでの経験
- 予算(費用)
- 希望する学び方
それぞれの特徴を比較した表のあとに、1項目ずつ説明しますね。
表1:特徴 | 【Schoo】 | 【Udemy】 |
---|---|---|
コスパ | ◎ | △ |
得意ジャンル | 幅広いジャンルの 「時代に左右されない普遍的な基礎」 「”ここまで抑えておけばOK”な事」 | IT関連 |
初心者向け の情報量 | ◎ | ◎ |
上級者向け の情報量 | ○ | ◎ |
表2:重要項目 | 【Schoo】 | 【Udemy】 |
---|---|---|
1:料金タイプ | 月額 | 買い切り |
2:利用料金 | 980円/月 | 講座による (数千円~数万円) |
3:利用形態 | 録画授業、 生放送 | 動画授業 |
4-1:主なジャンル | ビジネススキル、 自己啓発、 IT関連、 語学 など多彩 | ←より更に多彩 特にIT関連が充実 |
4-2:動画数 | 約8,000本 ※1 | 210,000本以上 ※1 ※2 |
5:サポート体制 | 生放送は チャットで質問 OK | 講師に質問できる |
※2:Udemyは日本人以外の講師(=日本語ではない)が多数です。講座によっては日本語字幕があります。
1:料金タイプ
Schooは月額制なので、もし外れの授業を選んでしまっても、観るのをやめるだけで済むので、費用がムダになりません。
Udemyは買い切り型なので、「一度購入すればいつまでも繰り返し観れる」という安心感があります。
2:利用料金
Schooは月額制なので、目当ての授業に関連することを「アレもコレも」と費用を気にせずどんどん学べます。
また、スキルを身に着けた後に必要となる
- 就活のこと(面接対策やポートフォリオ作成など)
- 副業・フリーランスでの活動の仕方(仕事の取り方など)
Udemyの場合、「購入したけど期待していたのと違った……」となると金銭的なダメージが大きいです。
(ただし、購入前にちょっとだけプレビューできますし、返金保証もあります)
また、たくさん学ぼうとすると、それだけ費用がかかります。
3:利用形態
Schooの生放送は時間帯が限られる(ほとんどが20時~22時ごろ)のがデメリットですが、チャットを使ってその場で質問できるのが魅力です。
また、生放送は”みんなで一緒に学んでる感”があって、一人で勉強するよりも集中力がUPします。
Udemyの場合、動画教材(と補足資料など)のみになります。
4:欲しい情報が網羅されているか?
Schooは「ゴリゴリのスペシャリストのための情報」というよりは、「時代に左右されない普遍的な基礎」「これだけ抑えておけば実務で困る事はまずない」というレベルの授業が多いです。
また、たとえば作曲関連など、ジャンルによってはかなり貧弱です。
事前に「自分が求めている授業があるか?」を確認しましょう。
Udemyは、入門編からゴリゴリのスペシャリスト向けまで充実しています。
とくにIT関連が充実しています。
ただしUdemyの場合、動画の多くは日本人講師ではない(=日本語ではない)です。
動画によっては日本語字幕がありますが、字幕なしの方が多いです。
5:サポート体制
Schooの生放送はリアルタイムで質問できるおかげで、
「前の部分がわからなかったのに授業がどんどん進んでいく……ついていけない……」
となる心配がありません。
Udemyは講師に質問できるだけでなく、他の利用者が過去にした質問も見れるので、迅速に疑問を解決できます。
そのため、普段から「自分が求めている情報を自分で探し、自力で問題解決する」という行動に慣れている方にとっては快適です。
詳細・ご利用はこちらからどうぞ
公式サイト⇒【Schoo(スクー)】
公式サイト⇒【Udemy(ユーデミー)】
あなたに合った選び方
Schooは、これから何かを学ぶ方にぴったりです。
幅広いジャンルの入門者向けから「これだけ身に着けていれば実務で困る事はまずない」というレベルまでが網羅されていて、定額なので費用を気にせずどんどん学べます。
一方Udemyは、IT関連の経験者が、スペシャリストのための情報を得るのにぴったりです。
そのため↓の基準で利用すれば、スムーズにスキルアップできます。
IT関連の経験者で、さらなるスキルアップを目指している方:Udemyで必要な講座だけ利用
どちらも非常にすぐれたサービスなので、上手に活用してスキルアップして、就職や副業・フリーランス活動に活かしましょう。
詳細・ご利用はこちらからどうぞ
公式サイト⇒【Schoo(スクー)】
公式サイト⇒【Udemy(ユーデミー)】
SchooとUdemyのメリット・デメリット
ここからは、それぞれのメリット・デメリットと「こんな方に向いている」をご紹介しますね。
Schooのメリット・デメリット:高コスパで初心者向け~実務レベルまで学べる
- ジャンルによっては、かなり貧弱なラインナップ(作曲など)
- 講師・内容について、利用者によるレビューを見れない
- 生放送は時間帯が限られる
- 無料会員が利用できるのは、生放送と極一部の録画授業だけ
- コスパがいい(月額980円)
- 生放送は、リアルタイムで質問が可能(チャット)
- 初心者向けから実務レベルまで学べる
ジャンルについて
IT関連をはじめ、いろんな業種の専門知識・トーク術・ビジネスマナーなど、実務で役立つ幅広いジャンルが充実しています。
ただし作曲・漫画など、一部のジャンルについてはかなり貧弱なラインナップです。
「学びたい授業がどれだけあるか?」を事前に確認しましょう。
コスパ・レビューについて
無料会員と有料会員(月額980円)があって、無料会員が利用できるのは生放送と極一部の録画授業だけです。
そのため、Schooを利用するなら有料会員が前提になります。
また、講師・内容についてのレビュー機能がないため、レビューを確認して「信頼できる講師の授業を厳選して観る」ということができません。
ただし、利用者が各授業につけた「お気に入り」の数は見れますし、定額制なので「あ、これじゃないな」と思ったらすぐ中止するだけで済みます。
スキルを身に着けたあとの
- 就活のこと(面接対策・ポートフォリオ作成など)
- 副業やフリーランス活動をするのに必要な情報(仕事の取り方など)
生放送について
生放送は、多くの授業が20時~22時に行われます。
生活スタイルによっては
「今日もまた都合が合わなかった……」
となる場合もありますが、生放送中はチャットで質問~リアルタイムで応答してもらえるのが魅力です。
そのおかげで、わからない事はその場で解決できて、授業に置いていかれる心配がありません。
さらに、生放送は一人っきりで学ぶのと違って”みんなで勉強してる感”があり、自然と集中力が増すのも大きな魅力です。
Schooが向いている方
Schooはこれから何かを学ぶ方にぴったりです。
未経験の事でも高コスパで効率良く学べて、実務レベルまでスキルアップできます。
7日間無料で有料会員(Schooプレミアム)のフル機能をお試しできるので、まずはお目当ての授業を見つけて、様子見してみましょう。
Udemyのメリット・デメリット:IT関連を深く学べる
- 「アレもコレも」とたくさん学ぼうとすると、高くつく
- 21万本以上の動画があるけど、日本人講師(=日本語)は限られる
- 買い切り型なので、ずっと繰り返し観れる
- 講師・内容について、利用者によるレビューを確認できる
- 多彩なジャンルをカバーしていて、特にIT関連が充実
- 講師に直接質問できる
- 返金保証がある
ジャンルと動画数について
Schooでも扱っている専門知識・仕事術などにくわえ、さらに多くのジャンルがあります。
特にIT関連の講座が充実していて、初心者から超上級者までしっかりカバーできます。
でも動画の多くは外国語で、日本人講師(=日本語)は限られます。
また、一部の動画には日本語字幕がありますが、字幕さえない動画も多いです。
さらに、IT関連であれば国による違いがないので問題ないですが、他ジャンルについては日本独特の慣習もあるため、海外情報は実践的でない場合があります。
コスパ・レビューについて
買い切り型なので、購入後に「思ったのと違った……」となるリスクがあります。
料金は講座によって異なり、1講座が数千円~数万円なので、外した時の金銭的ダメージは大きいです。
ただし、
- 講師・内容についてのレビューを見れる
- 講座のプレビューを見れる
- 返金保証がある
質問について
Schooの生放送のような「わからない事はその場で質問して即回答」という環境はありませんが、講師に質問することはできます。
また、他の利用者の過去の質問も閲覧できるので、「自分に必要な情報を収集して自分で消化する」という行動に慣れている方なら、迅速に疑問を解決できます。
Udemyが向いている方
UdemyはIT関連の経験があって、自分に必要な情報を自力で取捨選択~消化できる方が、IT関連の専門性の高い事をピンポイントで学ぶのにぴったりです。
この記事のまとめ
- コスパがいい(月額980円の定額制)
- 無料会員もある(ただし機能制限あり)
- 生放送はリアルタイムで質問できて、その場で疑問を解決できる
- 膨大なジャンル・講座数(ただし日本語は限られる)
- IT関連は特に充実
- 買い切り型で、購入した動画はずっと観れる
- 自分に必要な情報を自力で取捨選択~消化する必要がある
上記の特徴を踏まえて↓の基準で利用すれば、効率よくスキルアップできます。
IT関連の経験者で、さらなるスキルアップを目指している方:Udemyで必要な講座だけ利用
どちらも非常にすぐれたサービスなので、上手に活用してスキルを身に着け、就職や副業、フリーランス活動、職場での評価UPに活かしましょう。
詳細・ご利用はこちらからどうぞ
公式サイト⇒【Schoo(スクー)】
公式サイト⇒【Udemy(ユーデミー)】